犬のシャンプーって、みんなどうしてるの?
俺は家でシャンプーしてもらってるけど、みんなってどうしてるのかな?
犬のシャンプー、他のお家ではどうしているのか、気になりますよね?
シャンプーをするのは、2つの手段があります。
1.トリミングサロンでお願いする。
2.自宅でする。
このどちらかで、するしかないんです。
お任せするか、自分でするか。
両方を上手に利用している方もしますが、毛の短い犬の場合は自宅でシャンプーをしている方が多いと思います。
チワワやダックス、パグなどは自宅でも充分にシャンプーすることはできます。
トリミング(カット)をしなくてはいけない子は、トリミングサロンに頼むしかないのですが、トリミングに行く間に一度家でシャンプーをするという方はいらっしゃいます。
今回は、自宅でシャンプーをする方法をご案内しますね。
シャンプーの仕方
さて、シャンプーをしましょう!
順番に書いていきますね。
シャンプーなどの準備(購入)
何事にも準備が大事です。
まずは、シャンプーとリンスを準備します。
犬用シャンプー、高いです。
180mlで2000円程するものがあります。
実は安いものもたくさんありますが、仕上がりは全く変わってしまうのと、皮膚にとって優しくないものがあったりするので、少々高くても、いいものを選びましょう。
人間用のシャンプーは洗浄力が強すぎるので、一部を除いては使用できません。
こちらのシャンプーリンスは、犬にも使っている方も多いです(当家でも使っています)。脂漏症など皮膚に問題がある子が使うことがあるようです。
そして、パグやスムースタイプのダックスやチワワではない限りは、リンスが必要です。
人間でもリンスをしないと、パサつきますよね?同じなんですよ。
あとは、ドライやー(人間用)・バスタオル・くしまたはブラシが必要です。
タオルに関しては、ペット用の水分の吸収が良いものが600円程で販売していますし、人間用のドライングタオルがあれば、一枚犬にあげてもいいかもしれません。
ブラッシング
まずは、濡らしたくりますが、一度我慢してブラッシングをしましょう。
抜け毛をある程度抜いておくのと、おおまかな汚れを取ります。
長毛種や毛玉のある子の場合は、ほつれを丁寧にほどかないと大惨事になります。
具体的には、毛玉が水を吸ってフェルト状になり、余計に大きく頑固な毛玉になります。
毛玉をほぐせる自信のない方は、今回は諦めてプロにお任せしましょうね。毛玉だけを解してもらうこともできますので、トリミングサロンで相談してみてください。
濡らす
まずは犬を濡らします。
洗い桶などがあれば、そこにお湯を入れて濡らすといいです。
ない場合には、シャンプーのヘッドを体に付けて丁寧に濡らします。(人間のシャワーのように、上の方から当ててしまうと、犬にとってはとても怖いようです)
体全体にお湯がいきわたるようにしてください。
大まかな汚れは、ここで落としてしまいましょう。
シャンプーを泡立てる
できれば、シャンプーはあらかじめ泡立てましょう。
人間用の泡立てネットを使ったり、洗面器にお湯を入れて、そこにシャンプーを入れ手で泡立てるのでもいいです。
よほど汚れがひどい場合以外は、その方が汚れが落ちやすいです。
泡を体に置くようにして、なじませていきます。泡が消えるようなら、その都度足してください。
指の腹で地肌をマッサージしながら、泡を広げていきます。体全体に泡がいきわたって、指がスムーズに動くようになれば(何度もシャンプーしているうちに、感覚が分かると思います)シャンプーは終了です。
犬のシャンプーは、大抵2度洗いします。
汚れがひどい場合などは、3回洗うこともあるでしょう。
しかし、あまりゴシゴシと強くこすってしまうと、皮膚を傷めてしまうので気を付けてください。
また、皮膚病などがある子は、獣医さんからシャンプーの仕方の指導とシャンプーを購入することをおススメします。
シャンプーを流す
シャワーを体に付けるようにして、シャンプーを洗い流します。
先ほど書いた通り、人間のようにシャワーを使うと嫌がる子が多いので、シャワーの位置は低くしてください。そして、おうちの子にあわせてシャワーの水量なども調節しましょう。
リンスをつけて、流す
リンスはさっとつけて、さっと流して大丈夫です。
しっかりと流しすぎても効果がありませんし、ヌルついたままだときちんと乾きません。
ご自分のリンスを流すときの感覚で流して大丈夫だと思いますよ。
最後に、顔を流して、目にシャンプーやリンスが入っていないかチェックします。
泡が分かりやすくついている場合もありますし、目が赤く充血しているときもあります。怖いかもしれませんが、シャワーでさっと流してあげてください。
乾かす
いつも使っているドライヤーで乾かします。
できれば、風量があって温度が調節できるといいのですが、買い替える予定があればそういうものに変えるのもいいでしょう。
1.ドライヤーを当てると、毛が根元から分かれてきます。
2.その分かれた部分の根元からブラシやくしをあてて、毛並みに逆らってとかします。
ある程度乾いてきたら、今度は毛並みに沿って、毛並みを整えながら乾かします。
3.乾かす順番は、できればお尻~後ろ足~胴~前足~頭の順でやりましょう。しかし、そこまでこだわる必要はありません。
動いてしまったりする子の場合は、できるところから乾かせれば十分です。
4.乾かし終わったら、ドライヤーを冷風にして全体にかけます。
毛のキューティクルを整えるのと、乾かし残しがあれば冷たく手で触ればわかるので、もし乾かし残しがあれば、しっかりと乾かしましょう。
獣医師の指示がない限り、しっかりと乾かさないと残った水滴が原因で皮膚病になったりすることがあります。気を付けてください。
耳掃除・目のチェック
乾いたら、綿棒か怖かったらコットンやウェットティッシュを指に巻いて、耳の中の水をふき取ります。
耳に水が入りっぱなしだと、外耳炎になってしまう可能性があるのでちゃんと取ってくださいね。
気になる場合は、コットンを耳に詰めてシャンプーをするのも一つの方法です。
そして、目にシャンプーが入ってしまっていないかチェックします。
最後にシャワーで流してもらっていると思いますが、目が充血したりしていないか改めてチェックします。もし、充血しているようであれば、早めに獣医師に相談してください。
まとめ
文章だけですが、シャンプーの手順をご案内しました。
一通りできるようになっていると、犬が老犬になった時やトリミングサロンに連れて行けないときに役に立ちます。
何事も挑戦です。初めから上手にできるはずもありません。
ただ、毎日ご自分の頭を洗っていますよね?その感覚でしてもらえると、間違いないかと思います。
頑張ってくださいね。
≪おまけ≫
濡れるのが苦手な子は、人間がお風呂に入っているときに、洗い場で遊ばせて少しずつお湯を掛けたりしながら馴らしてください。
何度かやっていれば、ある程度は慣れてくれますよ。