kenta
俺は2003年生まれ。2024年で21歳になるんだ。
寝たきりだけど、ご飯も食べれるし病気はしてないよ
kiyo
おれも2003年生まれ。2023年の12月に20歳で天国に行ったけどね
hime
2頭とも長生きだよね!
我が家の犬たちのように、20歳を過ぎていればあきらかに『老犬』と言えるけど、さて?何歳からいわゆる老犬の扱いになるのでしょうか?
老犬 とは?
老犬とは何歳からそう呼ばれるのか
老犬とは、小型犬・中型犬だと7歳~、大型犬だと5歳~と言われることが多いです。
犬の月齢 | 小型犬(約9.1kg以下) | 中型犬(約22.7kgの中型犬) | 大型犬(約40.8kgの大型犬) | 超大型犬(約41kg以上) |
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1歳 | 15歳 | 15歳 | 14歳 | 12歳 |
2歳 | 23歳 | 24歳 | 22歳 | 20歳 |
3歳 | 28歳 | 29歳 | 29歳 | 28歳 |
4歳 | 32歳 | 34歳 | 34歳 | 35歳 |
5歳 | 36歳 | 37歳 | 40歳 | 42歳 |
6歳 | 40歳 | 42歳 | 45歳 | 49歳 |
7歳 | 44歳 | 47歳 | 50歳 | 56歳 |
8歳 | 48歳 | 51歳 | 55歳 | 64歳 |
9歳 | 52歳 | 56歳 | 61歳 | 71歳 |
10歳 | 56歳 | 60歳 | 66歳 | 78歳 |
11歳 | 60歳 | 65歳 | 72歳 | 86歳 |
12歳 | 64歳 | 69歳 | 77歳 | 93歳 |
13歳 | 68歳 | 74歳 | 82歳 | 101歳 |
14歳 | 72歳 | 78歳 | 88歳 | 108歳 |
15歳 | 76歳 | 83歳 | 93歳 | 115歳 |
16歳 | 80歳 | 87歳 | 99歳 | 123歳 |
17歳 | 84歳 | 92歳 | 104歳 | – |
18歳 | 88歳 | 96歳 | 109歳 | – |
19歳 | 92歳 | 101歳 | 115歳 | – |
20歳 | 96歳 | 105歳 | 120歳 | – |
この表は、Fred L. Metzger 博士によって開発されたもので、一般的な年齢換算です。
人間に換算すると、40歳を過ぎたあたりから老犬と呼ばれるようですね。
老犬になったら何が変わるのか?
老犬、と呼ばれる年齢になったら、何が変わるのでしょうか?
- 身体的な変化:
- 関節の痛みやこわばり:老犬は関節炎や腰痛などの問題を抱えやすくなります。適切な運動やサプリメントを検討しましょう。
- 視力と聴力の低下:老化に伴い、視力と聴力が衰えることがあります。定期的な健康チェックが大切です。
- 歯の健康:歯のトラブルは老犬にとって一般的です。歯石除去や適切な歯磨きを行いましょう。
- 行動と性格の変化:
- 活動量の低下:老犬はエネルギーレベルが低くなることがあります。適切な運動を継続させることが重要です。
- 愛情と忍耐:老犬は愛情と忍耐を必要とします。ストレスを最小限に抑え、安心感を提供してあげましょう。
- 栄養と健康管理:
- 食事の調整:老犬は消化能力が低下するため、高品質の老犬用フードを与えましょう。
- 定期的な健康チェック:老犬は定期的な健康チェックが必要です。病気の早期発見と適切な治療を受けることが大切です。
老犬になったら、何を気を付ければいいのか?
上記のように、身体や心の変化が起きてきますが、実は、人間と同じで犬も老化には個性があります。
- 獣医師による定期検診:
- 定期的な健康診断:見た目ではわからないものを、プロである獣医師に確認してもらう。
- 気になることの解決:飼い主さんが気になったことの解決。
- 毎日の観察:
- メモ:排便・排尿・食事の回数・量など簡単でいいので、ノートにメモをする。
- 観察:痛そうではないか?不便そうなところは無いか?
- 身体に合わせた食事:
- 肥満・太りぎみ:まずはダイエット。身体が軽くなる毛でも、動きやすい。
- 痩せてきている・そもそも痩せている:消化の良い、老犬用フードを与える。
- 食欲が落ちてきている:老犬用フードに、ふりかけや缶詰などをトッピング。
- バリアフリー:
- 段差:人間と同じで、段差を超えるのが難しくなってきます。スロープなどを付けて。
- 声かけ:耳が遠くなってくるので、大きめの声で端的に話します。
- 危険物:目が見えなくなってくるので、ぶつかるもの・とがっているものなどは撤去。
- 配置を変えない:今までの配置で覚えているので、家具の位置を大きく変えない。
犬の変化に気づけるのは、飼い主さんです。
一番近くにいる飼い主さんが、「何かおかしい」と思ったことは、正しいことが多いのです。
遠慮せずに、獣医師に相談してください。
老犬になって、悪くなってくるのはその犬によって違います。
白内障・視力低下・足が弱る・足が痛い・耳が遠くなる・心臓・腎臓・肝臓・てんかん・ねたきり・皮膚・腫瘍などなど…………
本当に様々な症状が出てきます。その、どの症状が出てくるのかわからない状態で、頼りになるのは噛犬さんです。
老犬の変化には、心配性なくらいがちょうどいいのかもしれません。
しかし、なんでもかんでも治療すればいいというものでも無かったりするのが、人間の介護と同じように問題になっています。そのあたりは、まだ別にお話ししますね。