猫ってとても元気ですよね。
人間には思ってもいない行動をしてしまいことも多いと思います。
その最たるものが、脱走&侵入!!!!
その対策、どうしていますか?
猫の脱走対策
猫の脱走対策にはいくつかの方法があります。
今一度、ご家族全員で見直してみてください。
窓やドアの管理
- 窓やドアをしっかり閉める。
- 窓に網戸を取り付ける。網戸が必要以上に開かないようにするものがあります。
- ドアにペット用の安全ゲートを設置する。
突っ張り棒で簡単に設置ができ、高さが190~250センチまで設定できるので、天井近くまでゲートを設置できます。
脚が引っ掛かる場所も少ないので、よじ登るタイプの子ではない限り、この先へは行けないでしょう………多分。
網戸が開かないようにするロックです。
子供や猫が届かない丈夫に設置するのが良いようですよ。
あとは、何と言ってもこれ!!!!!!!
網戸自体をステンレスに変えてしまいましょう。
網戸アタックされちゃうと、意外と網戸って簡単に穴が開いたり端から外れて行ったりしちゃいますよね。それを防止できちゃいます。
ひっかきにも強いから、正直やんちゃなお子様向けにもオッケーです。
外出時の注意
- 外出する際は猫が外に出ないように注意する。
- 外出時ではないですが、来客時に逃げてしまうことも多いので、置き配をお願いするとか、玄関に『猫がいます(脱走注意)』などのステッカーを貼るのも効果的ですよ。
こんな感じ。
自分でイラストが描ければ、それでもオリジナルで可愛いですし、ネットで検索すると色々出てくるので、お気に入りのステッカーを選んでみてください。
環境の工夫
- 室内にキャットタワーやおもちゃを置いて、猫が退屈しないようにする。
- 窓辺にキャットベッドを置いて、外の景色を楽しめるようにする。
トレーニング
- 猫に「待て」や「おいで」などの基本的なコマンドを教える。
- 脱走しそうなときに呼び戻せるようにする。
マイクロチップや首輪
- 万が一脱走してしまった場合に備えて、マイクロチップを埋め込む。マイクロチップを埋め込むことは、飼い主の努力義務として法律で求められています。また、マイクロチップが入っていることによって、災害などで緊急的に外に出てしまった時にも『わが子である』という証明になります。
- 連絡先が書かれた首輪をつける。首輪は無理のない範囲でつけてあげてください。嫌がる子は無理せずに、マイクロチップを検討してあげてくださいね。
リンク: 環境省 犬と猫マイクロチップの登録などについての説明はこちらから。
行ってほしくない場所へいかないようにする対策は…?
猫が行ってほしくない部屋に行かないようにするための対策はいくつかあります。以下の方法を試してみてください
物理的なバリアを設置する
- ペット用のゲートを設置して猫が入れないようにする。上記でご紹介したような猫専用のゲートを設置します。台所など、本当に入ってしまってほしくないところなどはそうするしかないでしょう。
- 徹底的にドアを閉めるように、家族で行動を共有する。
猫が嫌がる環境を作る
- 入ってほしくない場所に猫が嫌がる匂いのスプレーを使う。
- ガムテープやアルミホイルなど、猫が嫌がる素材を敷く。見栄えは悪いですが、意外と効果的です。
しつけを行う
- 猫が入ってほしくない場所に入ったら、水鉄砲や霧吹きで軽く水をかける。軽くですよ。いじめになってしまうほどかけない様にしてください。
- 猫がその場所から出たら、おやつを与えて褒める。こちらのほうが、効果的な子は多いかもですね。
環境を整える
- 猫が興味を持たないように、危険なものや猫が好きなものを片付ける。洗濯機やお風呂に入るこの場合は、忘れずにフタや扉を閉めるようにしましょう。キッチンに上がる子や排水口をいじる子の場合には、シンク自体にフタをすることも検討してみてもいいかもしれません。
- ゴミ箱を蓋つきのものにする。ゴミ箱自体を重いものに取り換えるなど。
- 猫が退屈しないように、他の場所におもちゃやキャットタワーを置く。
キャットタワーは、お家の環境や正直なところお値段で色々なものが選べます。
ただ、ある程度大きなもので、天井に突っ張り型になっているものの方が、長く使えることが多いので、家具を購入するつもりで少しだけ良いものを選んであげるといいでしょう。
毎日目にするものになるので、適当に選ぶと後悔することになることが多いようです………
まとめ
色々な性格の猫ちゃんがいます。
脱走に命を懸けるような子もいれば、全く外に興味を持たない子も…。
ただ、人間の思うようにならないのが、猫というものです。
後々後悔することの無いように、愛猫をしっかりと観察・分析して、必要なものは早めに準備して設置して下さいね。